
今更な感じもありますが、世間で大流行の黒豆ダイエット、ちょっとだけ日々の生活に取り入れてみました。
と、言っても、黒豆の煮豆をちょこちょこ食べたり、黒豆のお茶を、普段飲んでいるお茶にブレンドしたり、と言った程度なのですが…。
この黒豆ダイエット、某番組で、安田大サーカスのヒロくんが一ヶ月でマイナス20キロの成果を出した事から、話題となり、ブームとなっているようです。
実際には、番組内で取り上げられなかったルールもいくつかあるようで、
・黒豆の成分を逃がすことなく取り入れるため、豆は蒸すこと。
(水で煮ると、成分が水に溶け出してしまうのだとか)
・沸騰させてしまうと、黒豆の成分が壊れてしまうので、沸騰させないように気をつけること。
(グラグラ煮立たせないように、と言う意味らしいです)
成分を壊さない調理方法ですが、黒豆を一晩、豆の倍程度の水で戻して、それを15分間蒸して調理すればOKのようです。
元々、黒豆にはアントシアニンやポリフェノールなど、健康に良い成分が豊富に含まれているそうで、それに加えて、タンパク質やサポニンも期待出来ます。
サポニンは脂肪の吸収を抑える効果があるそうです。
食欲も抑えられるそうですし、「豆だけを食べればいい」と言う偏ったダイエットでもなさそうなので、健康を害する事もなさそうです。
ただし、大豆アレルギーの問題がありますので、アレルギー体質の方はご注意を。
もう一つは、NHKでやっていた、お酢ダイエット。
なんでも、お酢の成分である「酢酸」に、ダイエット効果がある事が証明されたとか。
こちらは、一日に大さじ1〜2杯のお酢を、4〜5倍の水に薄めて飲んだり、ジュースや料理などに混ぜて取る事で、代謝が上がり、脂肪の減少が期待出来るとか。
ただし、元々「肥満気味」の方には確かに効果があったのですが、標準体重か、それ以下の方には「痩せる効果」は期待出来ないかも、との事でした。
色んなダイエットに効果のあると言われる食品がありますが、しっかりダイエットをしようと思ったら、食品だけに頼らず、運動したり、日々の生活習慣を見直す事も大事なんだと思います。
もし、日々の摂取カロリーをしっかり管理して(控えめにして)、運動もしているのに、一向に痩せない、むしろ太った、と言う方は、病気の可能性(甲状腺機能低下症や、クッシング症候群など)も考えられます。
甲状腺機能低下症は、血液検査で簡単に発見できるようです。
血液検査で、甲状腺刺激ホルモン(TSH)は高値の場合は、甲状腺機能低下症(橋本病)と診断され、軽症以上の甲状腺低下症では血中甲状腺ホルモン(遊離T3、遊離T4)が低下する、と言った検査結果が出るそうです。
クッシング症候群の場合も、血液中の副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)や副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が高いことで診断出来るそうです。
私は医師でもなく、専門的な知識もないので、病気に関するご相談には乗ることが出来ません。
もし、太った、と言う以外に深刻な体の不調がある場合は、一度、病院で詳しく検査してもらう事をオススメ致します。