2011年05月11日

震災の爪跡

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 2011年3月11日。
 忘れもしない「東日本大震災」の起きた日です。
 被害に遭われた方、亡くなられた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
 被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。


 私も震源地にほど近い東北在住者なのですが、たまたまその日は別の場所に居たため、私自身、そして家族は無事でした。
 それは、本当に本当に幸運な事だったと思います。

 ただ、震災のため、交通手段も寸断され、震災後、なかなか東北に戻ることが出来ませんでした。

 やっと、東北のアパートに一日だけ帰れたのは、ゴールデンウィークの時。
 幸い、アパートの建物自体に損傷はほとんど無く、部屋の中は、色んな物が棚からひっくり返ったりして、ぐちゃぐちゃな状態ではありましたが、片付ければ十分に生活出来る範囲でした。

 完全に壊れていたのは食器、ガスコンロ、そして私のパソコンモニター。
 この中で壊れて一番困るのは、当時かなり奮発して購入した(10万くらいしました…)パソコンモニターだったのですが、壊れた物は修理する事が出来ると思うので、「誰も怪我をせずに済んだ」と言う事を最大の幸運と考えて、「壊れた物は仕方がない」と割り切る事にしました。

 それにしても、こんなに家財がぐちゃぐちゃになっている中、何故か「包丁」だけは、ピクリとも揺らぐ事なく、定位置に鎮座しておりました…。
 実は、この「包丁」、お寺の大僧正様が、引っ越しのお祝いにと下さった、職人さんが作った「有り難い包丁」だったのです。
 単なる偶然か、安定感のある包丁置きなだけだったのかもしれませんが、その包丁には、職人さんの魂がこもっているような気がしました。

 ※東北のアパートに本格的に戻れるのは、色々な事情もあり、しばらく先になりそうです。
 それまで、インターネット回線やパソコン、絵を描くアプリケーションなど、「サイト運営や更新に関わる部分」に多少の不便があり、サイトに来て下さった皆様には、レスポンスが遅いなどのご迷惑をかける事があるかと思います。
 また、東北のアパートに戻っても、モニターの修理期間などがありますので、イラスト制作などに支障が出る事があるかもしれませんが、その際はどうか、ご理解、ご了承の程を宜しくお願い致します。

 
 
 不幸中の幸いと言いますか、東北のアパートに引っ越した(去年の話です)時、不動産屋の方が、
「ここはちょこちょこ小さい地震はありますよ」
 と、仰っていたので、そこで何かを感じた私は(元々心配症なので)、地震保険(賃貸アパートですので家財の保険です)に加入しており、その点も今から考えれば幸運だったと思います。

 当時、不動産屋の方も
「賃貸アパートで、地震保険に入る方は殆どいませんよ」
 と、言われ、地震保険に入る事を勧められませんでした。

 後から別の友人(賃貸関係に勤めた経験のある方)も、
「賃貸アパートなら、99%地震保険には入ってないと思いますよ」
 と、言われて驚いたものです。

 実際、家族にも「火災保険は入らないと行けないけど、地震保険には入らなくていいんじゃない?」と、言われました。

 私も、普段なら周りの意見を聞いて判断するタイプです。
 でも、何故かその時は「いや、今は地震保険に入っておくべきだ!」と直感的に思い、地震保険に加入する事にしたのです。

 また、アパートを選ぶ時も、新築の木造の建物なども見て回ったのですが、私が「ピン」と来たのは、古めの鉄筋アパートでした。
 このアパート、震災で損傷がなかったばかりか、場所的にもギリギリ津波や浸水の被害がなかった場所だったのです。

 普段はくじ運などは余り…どころか、全然良くない私ですが、行動が大きく左右されるような「ここぞ」と言う時の直感や運は、良い方だと思います。
 
 と言っても、もし悪いことが起こっても、「今、これを経験しておく事が、きっと将来プラスになる」と言う考え方なので、直感力がある、と言うのも単なる思いこみかもしれませんが…。

 私はスピリチュアル的な事は良くわかりませんが(元々霊感皆無で、私以外の全員が幽霊を見た!と言うような場所に居ても、私だけが幽霊に遭遇しなかったり、「変な声が聞こえた!」とみんなが言っている場所に私が行くと声が止んだりと、むしろ霊的な物に避けられているような気さえするのですが)、お寺生まれのお寺育ちですので、「どんな神様か分からないけど、神様はきっと居るだろう」「ご先祖様(仏様)には敬意を持って接する」と言う考えと気持があります。
 
 でも、今回の事を手放しに良かった、と喜ぶ事は出来ません。
 甚大な被害があり、今もなお避難生活を送っていらっしゃる方々、見付かっていない方々がいらっしゃる事を考えると、心が痛みます。

 少しでも早く、被災地が復興され、被災された方々が元の生活に戻れるよう祈ると共に、募金など、出来る事を少しずつやって行こうと思います。
posted by 糸宇 at 23:01 | Comment(0) | 日々の出来事/日記帳
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