
休日の間にお針子文鳥さんオススメの「西の魔女は死んだ」と、個人的に興味があった「アルゼンチンババア」を借りてきて観ました。
「西の魔女は死んだ」は、物語の始まりから終わりまで、「おばあちゃん」の温かさが溢れた、優しくて切なくて、感動するお話でした。
おばあちゃんの家とお庭がまた素敵で…!
イングリッシュガーデンと言うのでしょうか。
お庭にはハーブがいっぱいで、家はカントリー風と言うか、ヨーロッパの田舎を思わせる造りで。
台所のタイルは所々に模様が入っていて、家の中の壁や天井にも、乾燥したハーブなんかが吊されており、おばあちゃんお手製だと思われるキルトカバーや、テーブルクロスにも刺繍らしきものが。
とにかく、画面を見てるだけでも「ほわん」と癒される映像と、温かで優しくて、ちょっと不思議なおばあちゃんが、本当に魅力的で素敵で。
ネタバレは良くないので、詳しい事は書きませんが、見終わったあと、私は涙をボロボロこぼしつつ、
「おばあちゃんに会いたい!」
と、思いました。
残念ながら、父方の祖母は私が小さい時に他界し、母方の祖母は離れた所に住んでいるので、すぐに会いに行けるわけではないのですが。
「西の魔女が死んだ」は、心がちょっとだけ疲れた時、あったかい紅茶を飲んでほっとするような、そんな癒しに溢れる内容でした。
「アルゼンチンババア」も、予告編を見た時、なんだか「魔女」っぽい話のように思えて興味が沸いて借りたのですが、こちらは何というか…。
個人的には「予告編」の方が本編より面白かったです。
本編は(私が見た限り)、色々と消化不良と言うか、ふわふわしすぎて、イマイチ入り込めませんでした。
それでもラスト近くの「アルゼンチンババア」の言葉や姿には、ジーンと来るモノがあったのですが。
原作は吉本ばななさんの小説だそうで、映画を見終わったあと、Amazonで作品レビューを見たら、小説の方が面白そうかも、と感じました。小説版は読んだことはないのですが。
この二つ以外にも、もう一つ借りてきて見たのですが、こちらはいわゆる変身ヒーローモノなので、「続きを読む」の方に書きますね。
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